UVERworld New Single 「GOOD and EVIL/エデンへ」ディスクレビュー
11月7日(水) New Single 「GOOD and EVIL/エデンへ」が発売された。
今回収録されている"GOOD and EVIL"は11月2日(金)に公開のマーベル最新作の「ヴェノム」の日本語吹き替え版主題歌にもなっている。
TAKUYA∞自身もマーベルのファンであることを公言していて、今回主題歌として決定したコメントで「今回決まったことはすごくうれしかった。」と言っている。
映画自体はスパイダーマンの敵である「ヴェノム」に焦点を当てて、
主人公が地球外生命体に寄生されヴェノムとして覚醒していく物語となっている。
TAKUYA∞はインタビューで「世界観をしっかりと引き立たせれるように、今まで以上に曲と向き合い、LIVEをしながら生まれた曲なので生きた音が入っています。」と答えている。
まさにインタビュー通り、悪の側面を持った主人公を連想させるような歌詞が本曲ではいくつも採用されている。
印象的な歌詞としては「僕を一人にした世界を追いかけることはない 善悪よりもずっとその命何に使うか明確にできたものだけが残る」
なんともダークな一面が垣間見えるが、悪は悪なりの考え、正義があると思わせる歌詞だ。
曲調はUVERworldらしさも残しつつ、ミクスチャーロックも織り交ぜているなんともLIVE映えしそうな激しい音楽となっている。
迫力感満載の「ヴェノム」にぴったりの音楽ではないだろうか。
「エデンへ」は「GOOD and EVIL」とは対照的にそこまでテンポは速くないのだが
歌詞が一つ一つ突き刺さる。
TAKUYA∞が思い描く理想郷にCREWを一人残さずに連れていく覚悟を歌にしたような
一曲である。
去年の年末LIVEで言っていた「UVERworldは長い間血迷っていた時期があった もしかしたらそのUVERworldは貴方にとって好きじゃないUVERworldかもしれないけどいつかその人たちも迎えに行く」とMCで言っていたことをふと思い出した。
「連れていくよ そうパラダイス 君のすべてを」
聴いていて、UVERworldは毎回忘れていた大切な何かを思い出させてくれる。
以上、New Single 「GOOD and EVIL/エデンへ」を視聴して、UVERworldがUVERworldである由縁が詰まったNew Singleであった。
彼らは今まさに、この両A面シングルを引っ提げて"UVERworld LIVE TOUR 2018"の真っただ中である。
全国のCREWでライブにいった事ある人、初めてライブに行く人も間違いなく魅了されるであろう。
必ず一人残らずエデンへと。
暇つぶしのおとも