暇つぶしのおとも

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My hair is bad 「hadaka e.p」 ディスクレビュー

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11月7日(水)いつも、会社に行く足取りは重いのにこの日だけは違った。

この日はMy hair is badの「mothers」以来三年ぶりとなる新譜「hadaka e.p」のリリース日だった。

早めに仕事を切り上げて渋谷のタワレコに向かった。

新譜のジャケット写真は相変わらずパンチのきいたものだった(笑)

新譜を手に持つや否やトータルで5曲収録ということもあり、いつも通りどんな曲なのか勝手に想像が膨らんでいく。

そしてご飯も食べずに、さっそく家に帰って聴いてみた。

 

1.次回予告

この曲はYoutubeでPVが公開されていたこともありすんなりと入ってきた。

「mothers」の復讐を一曲目に持ってきた時と同様にハイテンポの曲を持ってくるのと

裏腹に何か秋、冬のになると人肌恋しくなる季節にぴったりなものだった。

まったくもってMy hair is badは毎回情景を視聴者に思い浮かべやすい歌詞を並べてくる。これがまた刺さってしまうのだ。

「今起こる戦争 暴動と喧騒 それより週末は何しよう」「機械越し電波に話すほど僕らは今に頼っている」、なんて歌詞を思いつくあたり流石である。

テンポは速くはないのだが最後の歌詞の「僕らの続きはいつだって今日だ」を聞いたころには心が何か少しだけメラメラとなってしまっていた。

 

2.惜春

衝撃の一言に尽きる。

歌詞、テンポ何もかもが良い。

My hair is badそのものを凝縮して出来上がったかのような一曲に思えた。

友達、彼女、夢、自分にスポットを当てている。

少年から青年、大人になっていく段階の思い出を切り取って・どこか後悔している自分がいるんだけど、止まってくれない時間に対して必死にしがみついて生きていこうとする椎木さんの決心が垣間見える一曲に思えた。

 

3.微熱

曲調はライブ映えしそうである。ギターのコードは椎木さんのお得意のコードで

ベースラインがはっきり聞こえて爽快感がある。

どこか奥手でなかなか恋愛に発展しない主人公を連想させられた。

劣等感満載の「顔がいいとか、頭いいとか別にどっちでもいいけど

楽しかったとか 優しかったとかなんかムカつくな」

なんとも椎木さんらしい歌詞である(笑)

早くライブで聞いてみたい一曲になった。

 

4.天才っていいな

振れ幅がとにかくすごい!!

この曲を作れる当たりがMy hair is badらしい!

万人受けするような曲をあえて一曲は入れているところが支持される

1つの理由かもしれない。(もちろん万人受けしないというのも悪い意味ではない)

独特の世界観が開けて見えてくる。

棘がありなにかダークネスな不思議な感覚に陥る名作に感じた。

 

5.裸

とても聞いていて落ち着く。

最初の入りはしっとりしているのだがこれがまた進むにつれて

力強い一曲になっていく。

「恋愛」がテーマなのだが今までにここまで力強い曲はあっただろうか、、

また別だが初めて「戦争を知らない大人たち」を聴いたような感覚と似ていた。

 

 

以上、My hair is bad 「hadaka e.p」のディスクレビュー

まだ購入してない方でもまだ間に合う!

言えることはMy hair is badはこれからも裏切ることなく、自分たちのやりたい音楽をやって、これからもファンを魅了してくれることだろう。

My Hair is Badhadaka e.p.
【発売日】2018年11月7日(水)
【収録曲】全5曲

1.次回予告
2.惜春
3.微熱
4.天才っていいな
5.裸
【価格】
¥1,389+税

 

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